Day60

Sunny

完全に孤立した(感じの)、週末2日。
メイントピックは3つ。

  1. 交差点で滑って転ぶ。
  2. カフェのトイレで、非常ボタンを押す。
  3. サンタに会う。
  • 交差点で滑って転ぶ。

朝から、ものすごくきれいに晴れていて気持ちのいい朝だった。
とりあえず走ることにして、気分爽快に走る。
そして、いつもの横断歩道も、タタタッと走っていると、
ツルっと足もとが滑って、まさかの転倒。
晴れているということは、気温が低いということで、
昨夜の雨の残りがカチカチに凍っている、ということだった。
車もいない、日曜朝の交差点なので、何ともなかったけど、
久しぶりに、道路でこけた。

  • カフェのトイレで、非常ボタンを押す。

一旦家に帰って、懲りずに午後からは散歩しに外に出る。
立ち寄ったカフェで、また、論文を読んだりする。
ふと、目の前の向かいの席に少年がガバっと座って、寛ぎ始めた。
「これは私にコーヒーおごれっていうこと?」
「新手のナンパ?」
「東洋人に対する嫌がらせ?」
と、いろいろ考えつつ、少年を凝視しているうちに、少年と目が合う。
すると少年ビックリ!、私もビックリ。
彼は自分の母親(黒髪で長さが私と同じくらい)と、私を間違えていたのだった。
周りのお客さんも爆笑、私も爆笑。


その後、カフェのトイレで水を流そうとして、上から垂れ下がっている紐を引く。
「ピピピピピピ−」と、音が平和な日曜午後のカフェ中に響き渡る。
なんとその紐は、非常用のシグナルだった。何この展開。
店員さんが「No problem, it's OK」と、笑ってアラームを解除してくれる。
まあ、このぐらい分かりやすかったら、あのカフェのトイレで人が
1人で倒れて放置されることにはならないだろう。さすが北欧。

  • サンタに会う。

帰りにショッピングセンターをうろうろしていたら、
おもちゃ売り場で、本物かロボットか分からないサンタが座っていた。


私が前を通り過ぎようとしたら、
謎の言葉(多分フィンランド語)でサンタが話しかけてきた。
本物の人間だったことに驚き、思わず立ち止まって凝視してしまう。
「I said Merry Christmas.」
サンタが英語でしゃべった。またビックリして、思わず
「メ、メリークリスマス」と、返す私。
サンタにどこから来たのかと言われたので、Japanだというと、
日本語の歌を歌ってあげると、いうサンタ。


「あーがり目、さーがり目、ぐるっと回ってねーこの目。」


サンタさん、それは・・・、正確には歌ではないのでは?
しかも、なんでまたその歌?
一瞬何のことか分からなかったよ。
ともあれ、サンタさんからチョコをもらって、なんだか楽しい気分。
やっぱクリスマスって、あったかい感じがしていいなあ。



こうして、孤立した気分の週末はあっという間に過ぎ去った。