• 分布の値を返す、pなんとか。

例えば、最小値が0,最大値が1の一様分布において、0.5より小さい値が出る確率

punif(0.5,0,1)

0.5になる。



カイ二乗分布では。
例えば、自由度が2、カイ二乗値が9を与えた場合、カイ二乗分布における、
0から9の値のところまでの面積値。

pchisq(9,2)

0.989になる。
自由度が2のカイ二乗分布において、カイ二乗値が9より小さい値になる確率は98.9%と言う意味。
自由度が2だと、カイ二乗値は小さい値になりがち。
もし分布の声が聞こえるなら、
「自由度に2だったら、カイ二乗値が9より小さくなるのは、(98.9%の確率で)当たり前にありえるわい。」
といったところ。


極端な例として、pchisq(9,20)とすると、0.017になって、これは
これは自由度が20のカイ二乗分布において、カイ二乗値が9より小さい値になる確率は1.7%と言う意味。
自由度が20だと、(ばらつきが大きくなって)、カイ二乗値は大きな値になりがちだから、
そのため、分布の0から9のところまでの面積値もとても小さくなる。
もし分布の声が聞こえるなら、
「自由度に20を与えておいて、カイ二乗値が9とか、(1.7%の確率でしか)ありえねえよ。」
といったところ。




参考