土曜は研究室の、追い出し会(卒業する人などの壮行会)。
そして、日曜は研究室の大掃除。
床磨きはなかなか疲れた。
M1の学生達に、「口ばっか動かしてないで、手動かせー。」とか、
「何これ、全然できてないやん!」と悪態をつきつつ、2時間ほどで完了。
まあ、彼らも就職活動真っ最中で、情報交換みたいなのを、
面白おかしくやりたいのは分かるけど。


先日、電車の中で、これから就職活動に行く風の学生が、
プリントアウトした、会社のトップの人の挨拶みたいなのを、
熱心に読んでいる姿をみて、(別にいいんだけど)強い違和感を感じた。
プリントアウトしてまで読み込む必要があるのか?、とか。
結局、それを読んだところで、その会社の理念に合わせるだけの、
付け焼き刃的な、アドホックな考えしかできなくなるのでは、とか。


人の意見を聞いて、自分の意見を形成していく、というのもあるので、一概には言えない。
だけれども、私は、いつか就職活動、そのものがなくなることを密かに願っている。
会社も学生も、自分に本当に必要なこと、やりたいことを見つけて、
それで、応募期限や、変なエントリーシートに踊らされることなく、
幸せに仕事を始めて、そして続けられれば最高。すごい理想論だけど。
今の状況だと、会社どうし、学生どうし、会社と学生、
すべてにおいて、お互いがお互いを盛り上げ合って、縛りあって、
身動きができなくなってきているような印象。
これでは、仕事を始めるまでに力尽きて、続けられなくなってしまう。