レビューにまわっていた論文がrejectされた.
ひとりのレビュアーからは厳しい言葉ばかりの回答だった.「an elephant in the room」とまで皮肉を言われた.
これは著者が7人もいるのに,重要な問題を見逃しているという手痛い指摘で,こちらが恥ずかしくなった.
二人ともから,データと手法の詳細をもっと丁寧に書きなさいとの指摘が多数.1つの噂だけではなく,多数のほかの噂でも試さないと行けないと.


懸案事項としては,これから私の論文は,そういう疑いの眼差しで,見られ続けるのだろうかという不安.
ゴースト著者を,われわれの研究グループは抱えているのでは?,という疑いの眼差し疑惑への不安.


対策としては,手法のフローを書く.
1つのトピックに付き,1つの論文くらい丁寧に書く.(結果,著者数も減らせられるだろうし...) 
噂の拡散と形容詞に関しては,切り離した方が良さそう.例えば,混乱初期の雰囲気を形容詞を使って定量化した,とだけ正直に書く.同時期に,噂も拡散していたと,最後に加えるくらいでよい.
また,これはA case studyであることを明記しておくべき.
A practical approach to language complexity: a Wikipedia case study
Governance in Social Media: A case study of the Wikipedia promotion process
とかみたいに.


よりにもよって,博論提出間近,同じ内容で来週国際学会での発表を控えて,なんとタイミングの悪い・・・.やる気もガタ落ち.
来週の発表には,レビュアーのコメントを反映させた内容に変更しなければいけない.