本年度の新しい所属にて初の予算締め.こんなことを書いていいのか,ただの恥さらしだけど,来年になってその反省を忘れるのも嫌なので残す.

結果は赤字になってしまった.理由はいろいろあるのだけれど,考えられるもの.

  • SMSEC2014の会議参加費は実行委員として働いた分refoundされる予定だったのに,大学クレジットカードで支払ったが故に,その手続きが恐ろしく困難になり,refound諦めたのが大きい(7万円).
  • 出張旅費,前任校では,特に国内旅費は共通経費で出ていて自分の予算からは減らされていなかった.今年からは自分の研究費から引かれる.しかし,その額がイマイチ読めなかった.しかも,それが自分の研究費に反映されるのに1ヶ月強かかる...ちゃんと出張規定とか日当などを計算すればいいのだろうけど(計算の甘さ).
  • 新任で,部屋にあまりにも何もなく,というかスチール机とかで嫌だったので,机を買ったりホワイトボード買ったり(10万円).
  • 1月のブラジル出張旅費の計算の甘さ.予想以上に日当とかついて.
  • 東京都内への出張もいちいち申請していた(8万円).特にSMSECの打ち合わせが多い.
  • iMac(18万円).日常用に使うマシンが全くなかったのでやむなし.
  • 共同研究費で東工大に使える予算があったのだけれど,イマイチ使いこなせず(あちらは残った).

根本的な原因としては,他の研究室の秘書さんという方に「お願いします」と書類だけ渡して,彼女らは週に1,2回しか来ないので忘れたころに予算が引かれてて,よくわからないまま予算ショート.昨年までのように,システムとは別に,ちゃんと領収書のコピーとかエクセルで管理とか自分でしとけばよかった.来年度からは秘書さんなしで自分でやることになる.


予算全体でみるとSMSEC2014にかけた打ち合わせ旅費,現地旅費,参加費が全体で15万円くらい.これがなければ黒字で終了できた.会議運営のため研究時間削って働いてプログラム編成して,自分でもお金出してて,なかなか国際会議運営というのは大変なのがよくわかった.次回からはこういう機会があれば,見栄をはらずに「お金ないけど,その分働くので!」と言って,旅費分くらいは出してもらおう.実際,結構働いていると思う.こういうのは,問題なく終わって当たり前だから評価されにくいのが残念.業績反映とかにもならないし.せめて,お金は出してもらおう.


また新所属の件でも,わからないからといってもやっとさせておかないで,細かく聞いて,予算を消化しよう.最終的に聞くと,例えば国際会議の旅費などは,20万円まで出すとか,残った予算全部で出すとか,そいう柔軟な清算ができたらしい.ただし,出張前の申請時に行なわなければならない.


昨年度の所属と違って,学会の年会費も自分の研究費で払えるのはよかったのだけれど,結局,それ以上に自腹をきっているので(予算ショート後の参考資料の購入やら,出張やら)あまり意味ない.