ECCS11のサテライトミーティング,Complex Dynamics of Human Interactionsにて口頭発表20分.
投稿中の,ベキ発散するブログ書き込みについて.


めっちゃ緊張して,“Japanese is different from English.” と自明なことを言い,
失笑をかうも,それには自分でも笑ってしまったので,ice breakingにはちょうどいい感じだった.


interactionについてあまり述べられなかった,というか,もっと深い視点で,例えば目に見えないinteractionを指標化するとか,研究アプローチをする必要があるなと,切に感じた.これは他の人の発表を聞いていてますます.わざわざ発表の後で,聞きにきてくれたアールト大学のポスドクの方にも,やっぱり,この次どうするつもりかを聞かれて,うまく答えられなくて,というか共著者がエージェントモデルを作っている,という話でごまかした感じになって心残り.


日立の矢野さん,渡辺さんにも,interactionだとか,個人の時間が伸び縮みする考え方を取り入れてはというアドバイスをもらった.東大の高口さんからも,言葉の類似性からネットワークを作ってはというアドバイスをもらったのだけれど,これは2008年にトライして実はうまく行ってないという話をした.原因はサンプル数の問題だとか,言葉の選び方が難しかったりとか,圧倒的に外的なニュースの効果で相関がでるため.では,それはうまく全体で規格化して,それでももし,残るものがあるなら試してみる価値はあるかもしれない.という話になった.海外からは日本だけの現象か?,ブログ間の相互作用は見えるか?,ベキの見積もりはどうやったのか?という割と無難な質問であった.


ともかく,いろいろ為になるし,Kaski先生にもVery good presentationと言われて,うれしかったが,内容に突っ込みはなかったので,ちょっと寂しい気もした.もっと議論をできるようにしないと.
今日の収穫は,どうやらBurstの指標っぽいものがみつかったこと.他の登壇者2人が使っていたので,これは信用ができそう.


久しぶりの海外で,英語での発表.ニールスボーアの1時間のインフォーマルのよりは楽だったかもしれないが,やっぱり緊張した.
マイクがなくて,大きい声でなるべく前を向いて話した.20分で,表紙を含めて20枚のスライド,時間はちょうど良かったくらい.というか,初めの10分で15枚まで行ったので,途中からスピード落とした.


問題は,他の人の発表とその後の質疑を100%で聞き取れてないこと.
自分の質疑もギリギリ分かるくらいだからなぁ...