雑記メモ.


10名で出張,うち女性教員2名(自分含む),事務方女性1名で一泊仕事しながら過ごしていて分かったこと.
女性は,気を遣いすぎて疲れる.(夜の飲み会etc.) 男性半分は,アルコール有無にかかわらず饒舌.残りの男性半分は静かに過ごしている.
饒舌の男性は,周りがニコニコ静かに話を聞いてくれるから,さらに話す話す.そりゃ気持ちいいわ.かみさんの悪口も言ってみるわ.


仕事のこなし方は,男女差ない.むしろ女性の方が静かに,確実に,仕事をこなしている印象.それは前から,事務担当の女性や,清掃担当の女性からも感じていたこと.目立つ仕事ではないけれど,毎日,同じ時間に,きっちり自分の仕事をする,ということを継続してしている.もっとこういう態度が評価されていいのではないか.
男性は,蛇足的な仕事をしている場合も多く,また声が大きい.「責任」という目には見えない物をしょっとんじゃーと,言いたげ.実際は,大事も起こらない限り仕事の「大変さ」は変わらない.例えば,男性は「重要な」会議にでて意思決定をして,100名相手に講義をして確かに大変だ..ただし,その時間にしか現れない.


なんだかな.女性が疲れて離職するのも何となく気持ちがわかってきた.どっちでもいいと言われたら,扱いが面倒な少数の男性の相手するより,家で自分の子供の面倒している方が生産的だろうな.毎日地道にがんばっていたって,自分よりも遅く出勤してくる上司に評価されるのだから,やってられんわな.


女性が思いっきり,少数男性のように振る舞ったらどうなるんだろ.きっと,受け入れられないだろうな.
でも,女性が進出している社会だと,それが普通なのかもしれない.


女性が仕事をしながら心地よく過ごして行くためには,もっと当たり前のことを(ex. 男性よりも体力がないから先に帰る,妊娠したので休職する),堂々と主張して,図太くいった方がよいという話.
特に日本の女性は,大和撫子なんとかってもの静かで主張しないのが良し,とされているからなおさら.


私から見ると,男性に2パターンある.本当に女性が地道にがんばれる人と分かって応援してくれている人と,女性は弱いものだから,という先入観で応援してくれている人.
特徴は前者の場合,自分の兄弟に女性が含まれる.または,自分の子供に女性がいる.頭で分かっていなくても肌身で,女性が見えないところでも(自分と同じように)地道に頑張れると知っている.
後者はそういった経験の無い場合.結婚しているだけでは無理.なぜなら,女性の子供を知らないから.大切なのは,小さな女の子が見えないところ(ex.自分の勉強部屋)で,粘り強く頑張るのを知っているか否か.