J-Win W-STEM Networking Conference 2014,のワークショップ「徹底比較!ワークライフバランスと研究キャリアアップのためには…企業?研究所?大学?」にてパネリストの1人として登壇.


大学で急いで集めたので,人選が大学よりになっていたたのが反省点.私以外の四人のパネリストはみんな子持ちで,バリバリがんばっている方々だった.事前に集められた質問&パネリストからの回答+会場からのコメントで,結構時間があっという間.正直,私は会場に女子学生ばかりかと思っていたら,自分よりも全然年上の子持ちエンジニア,企業人事部の人とかいて,むしろ彼女らに登壇してもらいたい気分だった.
しかも,私や他のパネリストが企業のNGポイントをあげたところで,それは10年前とかの話で,その注意が足らなかったなぁと反省点.数グループに分かれてのディスカッションでも,女子学生や来訪者の懸案事項は,やはり出産に伴う生活の変化だったので,その部分が私には分からないし,これからこういう機会があれば,他の人を推薦するか,子育て中の友人,妹からのコメントを持ってくるよう心がけよう・・・.私は人生を通して,女性だからといって不利な思いをしたことはほぼない*1,差別的発言を受けた友人などはいるのだけれど,自分は能天気に暮らしているからなぁ.というか,あえていうならこんな会議を開催して,引っ張りだされたり,リケジョなんたらで写真撮られたり,というのが面倒い.早くそんなのやる必要なくなって,みんな好きなように自分の人生を選択すればよいのに.理不尽にあったら裁判にでも訴えればいい.案外,社会の方が柔軟に変わってくれる予感がする.というのはまた能天気だろうか.


だいたい,女性として後輩にアドバイス,とかいっても特に思いつかんよ.「女性として」がなければ,研究者になりたい人へのアドバイスとかならいくらでも思いつくのに.


自分の紹介で最もうけたのが,幼い頃は姉妹で宇宙好きで,私は宇宙の始まりの説明を,妹はロケットを飛ばしたかった「宇宙姉妹です」と言ったところ.

*1:ほぼ,というのは入籍したときにデフォルトで男性側の姓に変えて,その手続きが面倒だったときに,何で自分だけ,と無性に腹が立った.