40分Talk+20分質疑応答,311のデマ関連について.

デマと流行の違いって,うまく応えられなかった.
デマは不安な時に出まわるのに,流行は不安ではなくても出まわるのはなぜ,という質問.
または,血液型占いは,明らかな「デマ」なのにこんなにも流行しているのはなぜ,という質問.
沈黙してしまって残念な感じだった.


そもそもデマと流行って,スピードが違うような気がする.
#それを定量的に定義できれば面白いが.
流行には答えがないから,不確かさもあいまって流行するとか.


あと,やっていることが簡単すぎるという意味で,東大の伊藤先生には,
これは大学院生以下の仕事でいいよね,って鼻で笑われてしまって,悔しかった.
伊藤先生は計算機の人だから,なんでも計算機にやらしてしまえ,というスタンス.
前の高安先生の時にも100万パラメータなんて,小さいみたいなことを言っていたし.
でも,実際にデータの解析したことがないのではないか,とも思った.
人が関係するデータは,非常にノイズが多い.スペースで区切られていない,日本語の文は大変,例外処理が多い.
だいたい,懇親会で人が話すすべての単語,は解析可能かと話した時に,私は横軸に全単語,
縦軸に人という意味の行列で話していたのだが,「人が話す単語はたかだか10000単語以下だとか」言っていた.
が,私が言いたかったのは,人によって話す単語,固有名詞が違うから,それを言い出すと,列方向には,多くの要素が必要なのではという意味だったのだけれど,通じてなかった.ちゃんと分かってもらうまで話す努力が必要.反省.