気がつけばマッキンゼー3連発で読んでいた.
女性2名は,海外で気づいたことをトリガーに,世界経済とか日本の文化等に見落としていた視点,問題提起をしている.
ちきりんさんの本は,まぁ,円ドル固定相場制の時代にも海外に行き,再度2000年代以降に再度行き,その差異で歴史を語り,地理的な差異で日本と海外を語る.
海外でも充実して生きて行けて,人生が楽しそうな人たちだ.
基本的にはなんだろ,「私ってこんな違いにも気づけるのよ,すごいでしょー」という本.さらにその違いから,いくらでも問題提起や話を広げられる人たちの本で,それをかなり一般的にして,ステップを降りて書いていただいている感じ.
私だったらバーでりえさんとインタラクティブに話している方(7:3とかの割合で)がよっぽど有意義な気がする.りえさんというのが贅沢なんだろうけど.


交渉術の人は,「かけひき」の仕方を提示.ザ・アメリカという感じ.具体的で確かに役に立つだろう.京大の学生に対し,今,バイトをしてもらう800円と,今,語学や何かの勉強をするために使う1時間の価値を考えろと訴える点は非常に納得.会社員になってから習う英語は高額,今,大学で習う英語は授業料にコミコミなのでほぼ無料.そういえば,私も会社員になってから英語習おうとして,あまりに高額でビックリした覚えがある.でも,当時は収入があり,学生のときからだと考えられないような高額でも契約をしてしまった...
また,レスポンスは早く!も納得.特に大切なことに関しては.連絡もらった時点で時限爆弾のスタートもらったと同じ.さっさと返すことが大切.経験的にも,なんかデキルなと思った人はたいていレスポンスが早い.増田さんも,特に海外相手の場合かなり気を遣っていると言っていた.


これがマッキンゼーウェイとかなんとかか.
そういえばこれらの著者,結婚はしていないような.そういう交渉はどうなるんだろうな.

ブータン、これでいいのだ

ブータン、これでいいのだ

自分のアタマで考えよう

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武器としての交渉思考 (星海社新書)

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